過酷な条件の下、木でベランダの挑戦です!
お客様いわく、「雨との戦い」です。この仕様でどこまで保てるか。
とにかく最善策と思われる仕様となっておりますのでご期待下さい。
では、スタート♪♪♪
既存の木製ベランダです。まだしっかりしている様にも見えますが・・・
さあ、いよいよ解体開始です。 思ったより腐っているところがありました。
鳶さんが重たい梁をどんどん解体しロープを使い、下へ降ろしていきます。
解体後新しい土台を敷いていきます。 もちろん材料は『ウリン』です!!!
梁を5本持上げます。この大きさのウリン材は無いので、米松にオスモカラーを塗布します。
この梁は前もって倉庫にて、オスモカラーを2回塗布してあります!
傷ついた箇所や剥がれた箇所をタッチアップしていきます。あれっ、梁の上端の色が変???
梁上端の正体は、ブチルテープでした。表面を剥がします。
粘着層が出てきました。その上に隣に見えております梁カバーというか笠木と言うか??
被せます。
これでウリン材ではない材料の腐りやすい部分をカバーします。
ちなみにこの梁カバーはカラーステンレスですので錆びにくいです!
ステンレス材の上に根太を敷いていきます。もちろんウリン材です!
この上にウリン材の床板を張っていきます。『これでもかっ!』って感じですね! 素晴らしいです。
いよいよ床を張っていきます。まずは、端からです。(もちろんウリン材です)
順番に張っていきます。
正面の小口を隠すために板材を張りますが、ステンレスの骨組みには
止められないので、ビスを受ける下地(アンコ)を入れていきます。(もちろんウリン材です)
小口を隠す板材を張っていきます。この板材ですが、セランガンバツーという
ウリンに次ぐ耐久性のある木材です。色合わせと耐久性の為に、念のためこの材にも
オスモカラーを塗布しました。
セランガンバツー張り終了!
とても硬い材料なので加工が大変です。親方、あと少しです。頑張って!
もう1方の小口部分も隠していきます。
梁先を水が逃げるように斜めにカットしましたが、念のため板金を被せます。
完璧です!
最後に壁際の見切りを取り付けて・・・
完成で~す♪♪♪
本日より、この過酷な条件との戦いが始まりました。
今後の経過をまたお伝え出来ればと思います。
ありがとうございました。